2012年8月3日KIBOW福島 開催いたしました | 活動報告 | 一般財団法人KIBOW

Report
2011/09/23

2012年8月3日KIBOW福島 開催いたしました

代表理事堀の挨拶の後、6月から福島市に駐在して原子力災害現地対策本部長を務める衆議院議員の田嶋要さんに「皆、明るい未来をと願っている。知恵 を出し合おう」という力強い挨拶を頂いた。会場は、満席でびっしりと埋まっており、これまでのKIBOWの中で最も物理的に密度が濃い会となった。

テーマを「前向きに福島・日本の復興・未来を語ろう」として開会。サキコーポレーションの秋山咲恵さん、コモンズ投信の伊井哲朗さんを含め、東京からも参加者が集い、また盛岡や、米国ボストンからも参加者がいた。

グループディスカッションの後に、参加者から会場へ共有。

飯館村村長 菅野典雄さんは明るく、前向きに、「飯館村は頑張ってきた。つらいつらい避難生活を頑張ります。」

いわきから参加した、いわき夜明け市場代表の鈴木賢治さんは「KIBOWいわきに参加して、津波・原発で職を失った飲食店関係者にいわきの駅前に、 復興屋台村を作ると宣言した。今着々と進んでいる。希望者がいれば、どしどし応募して欲しい。一方、高井戸に福島の食材を売る47ダイニングを創った。福 島を盛り上げていきたい。」

福島出身の環境調査研究員は、「これから除染の費用のために、福島に数百億円のお金が流れてくる。福島県民は、是非それに積極的に関与すべきだ。ボランティアだけでは続かない。ビジネスにしなければならない。」

飯館までい大使の福島放送アナウンサーからは、「今、宮崎の日南の中学校と飯館の子供達とが、短歌による交流を始めた。日南の中学生が『役に立てている』という実感を得ている。大人も惨状を嘆くのでなく、前向きに思いをもって何でもいいので行動していきましょう。
是非福島に足を運んでほしい、そしてお金を落としてほしい。福島の農産物を食べて欲しい。被災地の人は、福島を見て欲しい、関わって欲しいと思っている。そして、声を聴いて欲しいと思っているのです。」

最後に再度田嶋要さんからのスピーチ、そして代表理事堀のスピーチで閉会となった。

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