7月22日KIBOW八戸 開催いたしました | 活動報告 | 一般財団法人KIBOW

Report
2011/07/22

7月22日KIBOW八戸 開催いたしました

青森県は八戸市ばかりでなく、階上町、おいらせ町、十和田市、三沢市から、そして岩手県は盛岡市、久慈市、洋野町から。そして名古屋、東京からも参加者が集い、盛況な会となった。

代表理事堀の開会の辞、八戸市長の小林眞さんの挨拶、司会の外和信哉さんから会のゴールと趣旨の説明と続き、八戸大学総合研究所所長の大谷真樹さんの乾杯となった。

「KIBOW八戸は、八戸から東京に出た志ある人と、八戸在の志ある方々とが出会い、学び合う場にしたい」と大谷真樹さん。

KIBOW八戸は、グループ・ディスカッションが2回行われ、その後に全体で討議をする、という形式で進められた。最初のグループ討議では主に、自 己紹介と震災後何をしてきたかを討議。参加者は、遠くは名古屋、東京ばかりでなく、岩手県盛岡市、久慈市、洋野町、青森県弘前市、階上(はしかみ)町、お いらせ町、十和田市、三沢市、八戸市等各地域からもいらしていた。

全体討議では、学校の先生より「八戸を北側からの復興支援の中心地にしたい。新幹線が停まる場所でアクセスがいいのが、仙台と八戸だ。八戸はもっと出来る筈だ。頑張れ、と言いたい」という意見も聞かれた。

本荘事務所代表の本荘修二さんと俳優の辰巳琢郎さんからスピーチを頂いた後に、「これからどのように行動していきたいですか?」という二度目のグ ループ討議に入った。グループの発表者より「観光」、「雇用」、「教育」等のキーワードが出た。皆の熱い思いが伝わってくる全体ディスカッションとなっ た。

地元の方から、「ひどい被災地を見るともっと頑張れるんではないかと思う。一方では、自分たちは芸能人でも有名人でもない。極論を言うと何もできないかもしれないかと思う。ただ自分としては日々やれることをしっかりとやりたい」という力強い意見もでた。

参議院議員 世耕弘成さんのスピーチは、「天皇陛下のスピーチを聞いて大泣きして、『やれることをやる』と決めて、一歩一歩できることから始めた。野党の政治家ででき ることは、限られていて悔しい気持ちはある。だが、できることか始めることにして、手ごたえを感じている。是非皆さん、やれることをやろう」と締めくくら れ、会場が熱く盛り上がった。

代表理事 堀の締めの挨拶で終わり、地元の方の音頭で二次会へと移動となり、50名ほどが参加して座敷での交流、議論となった。

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